早くも2周目に突入した交換日記、今回のお題は「美人」。「美しい人」と書いて「美人」。その定義は人によって様々かと思われるが、私は以前に26歳女が選ぶ「出来ることならこの顔に生まれたかった」AKBグループ総選挙 - それは恋とか愛とかの類ではなくてという記事を書いた事がある程、理想の顔の話をするのが好きである。iPhoneのカメラロールにはジャニーズのタレントの画像はあまり入っていないが、好きな女子の顔はびっしりと保存されている。AKB48の加藤玲奈さん、女優の石原さとみさん、E-girlsの鷲尾伶菜さん等。こう並べてみるとみんな顔の系統が違うのではと思われるかもしれないが、あまり系統にこだわりはなく、画像を眺めながら何パターンもの「この顔に生まれていたら」を妄想するのが好きなのだ。パラレルワールドはいくつあっても足りない。これは自分の顔に対するコンプレックスがあるからかと問われると、コンプレックス自体は勿論あるけれど、それがこの遊びを強めているという意識はあまりなく、コンプレックスとは別にとにかく「自分ではない誰か」に夢を見るのが好きなのだと思う。
そんな「自分ではない誰か」になりたがりの私の前に、衝撃のテクニックを持って現れたのが、モノマネメイクの「ざわちん」だった。それまでにもモノマネメイクをしていた人はいたが、そもそも良質なパーツを持って生まれて来た人が、自分と似たパーツを持った芸能人に似せたまでだと思っていた。美人が別の美人に寄った程度だと思っていた。ところがざわちんは「マスク」という武器の使い手。鼻より下を隠した状態で似せていく。要するに、鼻より下のパーツがどれだけ不格好でも成立してしまう。「それなら私にも出来るかもしれない」と思わせる説得力があった。整形しなくてもメイクだけで、憧れていたあの顔になれるのだから凄い。メイクを変えるだけで、女の子は何通りにも化けてしまえる。その事実が分かっただけでも嬉しくて、私はざわちんのモノマネメイク本をせっせと購入しては眺め、美しい人に化けていく過程に胸を躍らせていた。
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む、難しい。魔法をかけるのはそんなに簡単ではなかった。小嶋陽菜さんの写真集のタイトルは「どうする?」だったが、こんな中途半端なクオリティでのこのことインターネットに出るの?どうする?と言われているようだった。私は元々一重瞼であり、ストレスが溜まったり疲れている時だけ二重瞼になるので、「ストレスバロメーター」として機能している瞼を普段はあまりいじらない事にしているのだが、スタンプで隠したもう片方の目は今日絶賛バロメーターとして活躍中で、どれだけいじっても小嶋さんの二重幅にはならなかったのでお許しをば。メイクをしている途中、何回も自分の顔でゲシュタルト崩壊が起きた。そしてマスクを装着して撮影している間に、マスクの下が熱気で蒸れまくり鼻より下のメイクは一度油分を取ってからやり直しになった。理想の顔になる為の道のりは険しい。でも今日はいつもとちょっとばかし違う顔で、飲み会に行ってくる(スキップしながら)。